# 1.1 統計学の役割

統計学は、「データから情報を引き出す技術」と定義できます。

## 統計学の2つの柱

### 1. 記述統計（Descriptive Statistics）

収集したデータの特徴を要約し、わかりやすく表現する手法です。

**例:**

* 100人の学生のテスト成績の平均点を計算する
* 月別売上をグラフで可視化する
* データのばらつきを標準偏差で表す

### 2. 推測統計（Inferential Statistics）

限られたデータ（標本）から、全体（母集団）の特徴を推測する手法です。

**例:**

* 1000人の世論調査から、国民全体の支持率を推定する
* 新薬の臨床試験結果から、効果があるかを検定する
* 売上データから将来の傾向を予測する

## 統計学の重要性

統計的思考を身につけることで:

* データに基づいた客観的な判断ができる
* 誤った情報や統計の誤用を見抜ける
* 不確実性を数値で表現し、リスクを評価できる

## 練習問題

**問1**: 記述統計と推測統計の違いを説明してください。

**問2**: 日常生活で統計学が使われている例を3つ挙げてください。

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